2016.04.18 新入社員研修について
3月はリクルートスーツ姿を見かけるましたが、
4月になって新入社員と思われる新社会人の姿も見かけるようになりましたね。
(社章をつけたり、会社の袋をもって集団で行動しているとすぐわかりますね。)
そして採用、研修に携わる方にとっては新入社員研修の季節となりました。
今年の新入社員の傾向
公益財団法人日本生産性本部さんでは毎年新入社員の傾向を○○型と発表していますが、2016年度の新入社員は「消せるボールペン型」でした。
なんでも、
見かけはありきたりなボールペンだが、その機能は大きく異なっている。
見かけだけで判断して、書き直しができる機能(変化に対応できる柔軟性)を活用しなければもったいない。
ただ注意も必要。不用意に熱を入れる(熱血指導する)と、色(個性)が消えてしまったり、使い勝手の良さから酷使しすぎると、インクが切れてしまう(離職してしまう)。
だそうです。
実際のところは?
この内容の納得感や共感についてはともあれ、みなさんの会社の実感としてはいかがでしょうか?
弊社では会社設立以来、学生の長期インターンの受け入れを行っております。
平均のインターン期間は6ヶ月、これまで200名以上の卒業生がおります。
ありがたいことに、多くはないですが、インターン卒業後に、正社員になるケースや、卒業生が、転職して戻ってきてくれるケースなどもあります。
インターンの彼ら、彼女たちは、新入社員の年齢よりも若い人たちですが、それぞれとても個性的で、動機や、やりたいこと、特性も全く異なります。(当たり前ですが。)
そんな彼らの力を伸ばし、活かしていくには、教育も大切なのでしょうが、彼らと向き合う上司や、先輩がどういう姿勢で彼らと接するのか、ということもとても重要だ、ということを感じています。
いかに信頼関係を築くことができるか。
弊社では毎年内定者パックという、内定者フォロー&教育のサービスを100社以上の企業様にご利用いただいております。
2000人以上の内定者にアンケートを実施しているのですが、基本的に彼らは、ちゃんと社会人として、職場の方と仲良くやっていけるのか、ということを、とても不安に思っています。
そんな彼らの気持ちを受け止めつつ、迎合するでもない、よい関係づくりをしながら、育成、戦力化していくことが、会社にとっても職場の方々にとっても、本人たちにとっても一番良い結果になるのだろうな、と自戒を込めて、改めて感じております。
併せて、内定者向け教育サービス、新人研修サービス、学習管理システム、など、多くのお客様にご提供しておりますが、こういう側面においても、皆さまの力になれないのか、考えていきたいなと思います。