2016.03.17 次世代を担うSTEM教育
STEM教育とは、サイエンス(Science)、テクノロジー(Technology)、エンジニアリング(Engineering)、数学(math)に重点を置いた教育で、オバマ大統領がアメリカで強く推進した教育です。今後の社会ではこれらの要素が重要で、経済が拡大していくうえで間違いなくこの分野が中心になると言われています。
日本国内においても注目されており、小中学生向けにPCプログラミングやロボット制御プログラミング教育サービスを展開する民間企業も増えてきました。
アメリカだけではなく、東南アジアとりわけシンガポールはSTEM教育に対する熱が高い国として知られています。政府が運営しているNational Science Centreでは小、中学校生向けにプログラミングやロボット、科学の授業を提供しています。驚くのは、National Science Centreで提供されている授業を受けると、その時間が公立小中学校で行われる授業の単位と振り返ることができるそうです。
シンガポールでは子供向けのSTEM教育eラーニングサービスも登場しており、日本においても同じように小中学校向けのeラーニングサービスはSTEM教育の流行とともに増えてくると思われます。
また、こういう新しい教育が始まるころには必ず教員やそれに関わる人たちへの教育も必要になってきます。プログラミングそのものや、ロボットの作り方などは手を動かして学習する必要がありますが、機器の使い方や理論的なところはeラーニングでも学習可能です。学校の職務で忙しい教員を集めるのはコストがかかりますが、eラーニングであれば自宅でも集らずとも自宅や職場で学習可能です。
当社はシンガポールに拠点を持ち、東南アジアの教育事情の情報も収集することができます。海外での事例、National Science Centreでの取り組みにご興味がある方は是非お問い合わせくださいませ。