2016.02.05 ラーニングプランナー
私たちは昨年から「営業」という職種をなくしました。
それは私たちがお客様に求められていることはシステムの機能や価格の紹介をすることではなく、現在行なっている研修、もしくは行おうとする研修の成果を上げることだということだということに気づいたからです。
「営業」は研修の企画、設計を行う「ラーニングプランナー」に生まれ変わりました。
ラーニングプランナーの役割
研修のプランを行うために私たちはお客様の様々な情報を確認させて頂きます。
- 研修の目的は何か?
- その目的の背景は何で企業の戦略とどう関連しているか?
- 研修のゴールは何か?
- 誰が対象者か?
などなど
そして、とても重要なことが学習の成果を何で測るか?ということです。
そのため学習管理システムを通して取得できる様々な学習ログデータやユーザー情報から考察します。
研修の効果測定の定番「カークパトリックの4段階評価法」はあるものの実際の現場は複雑で単純化できないことも多く、問題点も指摘されています。
具体的にお客様のビジネスの現場の状況を踏まえ考える必要があります。
ここがまさにプランナーの仕事になるわけです。
効果が”見える化”されるeラーニング
期待する行動変容は何か?
その行動変容により組織、会社の何をどう変えたいのか?
この効果測定の指標を社内でデータ分析チームを作り、モデル化への試みを始めています。
eラーニングのシステムの提供や教材作成を通して、本当に効果が見えるラーニングをお客様と一緒に作っていきたいと思います。