2015.09.08 高校教育にもeラーニングの波がきています
大学入試制度が大きく変わろうとしています。
ご存知の方も多いかとおもいますが2020年に大学入試センター試験が廃止となり、知識の活用力や思考力をみる新テストを導入する方向を文部科学省が打ち出しました。
改革では2つの新テストを導入する方向です。
1つ目は「高等学校基礎学力テスト(仮称)」。
国語や数学など必修科目6教科が対象で高校2、3年次に受けます。 年間2回程度を想定されています。
2つ目は「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」。
中でも英語は民間の検定・資格も活用し「読む」「聞く」「書く」「話す」の能力をみるものです。
年間に複数回実施する予定で、点数ではなく段階別表示の予定のようです。
この「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」はCBT(Computer-Based-Test)方式の実施が想定されています。つまり、eラーニングのテストなわけです。
この改革は大学の入試制度や広報活動の大きな転換を促すことはもちろんですが、大学の在り方そのものも問われることになると思われます。
そして、主に企業研修や大学をはじめとする高等教育機関で多く活用されてきたeラーニングですが、高校教育の場へますます広がるきっかけになると思われます。
弊社でも大学向けには、
- 入学者に対するセキュリティ教育の仕組み
- TOEC対策教材作成や学習の仕組み作り
- 就職支援のための、教材提供
上記など様々なご要望にお応えしてきましたが、もっともっとIT技術によって効果をあげられる取り組みはあると思いますので、常にチャレンジしていきます。