株式会社エフアンドエム様社労士の生産性を高める
体系的に学べる環境づくり

課題と施策

エフアンドエム様が提供する、社労士事務所向けサービス「オフィスステーション Pro」は、幅広い社労士業務を効率化できる労務管理システムとして、多くの事務所で導入が進んでいます。

機能拡張が進むにつれ、利用者からは「サービスをより活用したい」といった声が寄せられるようになりました。そうした中で、動画による体系的な学習コンテンツや「いつでもどこでも学べる環境」の提供が求められていました。こうした課題を解決するため、eラーニングシステム「LearningWare」を導入されました。今回は、その導入に至る経緯についてお話をお伺いしました。

ユーザーの学びたい声に応える学習環境の構築

eラーニングシステム導入の背景を教えてください。

「オフィスステーション Pro」の機能が増え、システムが複雑化していく中で、ユーザー様から「もっと活用したい」「体系的に学びたい」という声が非常に多かった点にあります。

マニュアルでは、利用者が自ら情報を探しに行く必要があり、忙しい社労士の先生方にとっては、学習のハードルが高い状況でした。そのため、動画コンテンツによる体系的な学習環境を整え、いつでも学べる仕組みをつくりたいという構想がありました。

数あるeラーニングシステムの中からLearningWareを選ぶに至った決め手はございますか。

決め手はセキュリティ面と機能の充実度です。まずセキュリティですが、ISMSの取得はシステム導入における必須条件でした。LearningWareは要件を満たしており、安心して導入できると判断しました。

次に機能面ですが、特にテスト機能が魅力的でした。記述式の問題に対して、複数の正答候補を設定でき、私たちが実現したかったテスト形式に対応していた点が大きな決め手です。また、「飛ばし見防止」機能により、動画を最後まで視聴しないと確認テストを受けられない設定ができるため、受講者が確実に内容を理解してから次に進める仕組みを作れると考えました。

スター制度とコミュニティで、学習とDX化を後押し

実際にLearningWareを使用してみた感想はいかがですか？

導入前に想定していた以上に、利便性と活用の幅を感じています。特に、確認テストや試験に合格するとスターを獲得できる「スター制度」を自社で設け、その仕組みにLearningWareのバッジ機能を活用できる点には大きな可能性を感じました。この取り組みにより、学習意欲の向上はもちろん、社労士事務所としてのIT化・DX化の推進度を可視化し、ブランディングにもつなげていけると考えています。