姫路市消防局 様 防火管理講習のオンライン化を後押し
コスパも内容も満足のeラーニングサービス
課題と施策
姫路市消防局様では、市民や事業者の防火・防災意識を高める取り組みを通じて、地域や事業所の防災力の向上を目指し、さまざまな業務に取り組んでおられます。
令和4年度に国から「防火・防災管理等講習のオンライン化」を促す通知を受け、令和6年度から、これまで対面講習で行っていた防火管理講習の一部をLearningWareによるオンライン講習に切り替えられました。今回、その詳細や導入後に得られた受講者の声などについてお話を伺いました。
コロナ禍を経て実感したeラーニングの必要性
防火・防災管理等講習のオンライン化を検討し始めたきっかけについて教えて下さい。
直接的なきっかけは、令和4年に国から「防火・防災管理等講習のオンライン化」を促す通知を受けたことですが、その他にも2つの背景がありました。
1点目は、担当者の私自身がコロナ禍を経て、講習のオンライン化の必要性を強く感じていたことです。それまで、防火管理講習は対面受講が基本でした。コロナ禍で感染拡大防止の対応が求められる中、講習を中止せざるを得なかったり、会場の感染対策に追われたりと、いろいろと苦労した経験から、オンライン講習の必要性を強く感じるようになりました。
そして、2点目として、姫路市全体が令和2年度から本格的に行政手続きのオンライン化に取り組んでいたことも、大きな推進力となりました。
他市の利用事例が導入に大きく寄与
さまざまなeラーニングサービスがある中で当社を選んでいただいた理由を教えて下さい。
私自身オンライン化の必要性を感じてはいたものの、ITには明るくはありませんでした。自分なりには試行錯誤してみたものの行き詰っていたため、他都市の導入事例を調べていたところ、津市消防本部様がeラーニングサービスを導入されていることが分かりました。それが「LearningWare」だったんです。貴社はもちろん、津市様にも導入についてお話を伺うことができ、仕様的にも予算的にも納得して導入できると感じ、貴社にお願いすることとなりました。
もちろん選定の際には他社のサービスも確認しました。内容は素晴らしいものばかりでしたが、どうしても予算面で導入が厳しかったんです。その点「LearningWare」は内容が充実しており、コスト面でも現実的だったので、最終的に貴社サービスに決定したという背景があります。
受講者からは喜びの声 さらなる改善で質向上を
ありがとうございます。実際に弊社サービスを利用してみて良かった点やお気づきの点はございますか。
まずは無事にオンライン化を実現できたことが良かったと感じています。
これまで対面で2日間連続で受講しなければならなかった講習が、オンライン化により受講者の都合に合わせて学べるようになったことも、良かった点ではないでしょうか。受講者の多くから「再講習もオンラインで受講したい」という声も上がっています。
今後の展望について教えて下さい。
今後は受講者からのフィードバックを反映し、さらなるコンテンツの質の向上を目指していきます。対面形式をなくすことは現状考えていませんが、年間7回開催している新規講習のうち、オンライン講習の実施割合を増やしていけたらと考えています。
また、周辺のいくつかの自治体も含めて、共同でオンライン講習を運営していく計画をしています。人口減少・高齢化といった変化がある中、地方自治体も組織構造を越えた取組みを増やし、自治体同士が協力・連携して効率化を進めていく必要も感じています。