福岡市消防局 様

課題と施策

行政手続きのデジタル化・オンライン化など、都市全体でDXを推進している福岡市。その中で7区の区域を管轄する福岡市消防局では、日々の救急、救助活動や警防活動のほか、市民や事業者の防災力向上のための取り組みも行っていらっしゃいます。

今回はこうした活動の一つである防火管理・防災管理講習をオンラインで提供するために、プロシーズのeラーニング基盤サービス「LearningWare」を導入されました。導入までの経緯やプロシーズに決めていただいた理由などについてお話を伺いました。

防火管理・防災管理講習受講者の利便性向上へ

eラーニングを導入のきっかけを教えて下さい。

これまで福岡市消防局での防火管理・防災管理講習は、受講者が会場に集合し講習を受ける形が主流でした。しかし決められた日時に指定の場所へ足を運ぶ必要があるため、仕事や家庭の都合で参加が難しい方も多く、利便性の面で課題を抱えておりました。実際に受講者からはオンライン受講を要望する声があったことや、福岡市がDX推進に力を入れていることもあり、利便性向上のためにオンライン講習を選択肢の一つとして導入することを検討し始めました。

一方で、総務省消防庁からは令和7年6月を目処に、講習のオンライン化が発出されていましたが、急遽期限を一年前倒しにすることが発表され、迅速なシステム導入が求められることになりました。

長期活用を見据え柔軟な拡張性や対応力を評価

「LearningWare」の導入はプロポーザル方式により決定したと伺いました。なぜ入札ではなくプロポーザル方式を採用されたのか、またどのような点が評価されたのかについて教えてください。

入札だとどうしても単年度契約となるため、頻繁にシステムの入れ替えが発生する可能性があり、運用が複雑になる可能性があったからです。また、多様なeラーニングサービスから多角的な提案を受けたいという思いや、専門家の意見を伺って導入できる点から、入札ではなくプロポーザル方式を採用しました。

審査内容については詳しくお答えできませんが、特に拡張性や柔軟な対応力において、審査員からの評価が高かったのではないでしょうか。実際に利用していて感じますが、システムや講座内容などが柔軟に変更しやすく、継続的な活用にも良いシステムだと思います。

オンラインもオフラインも選べる利便性の良い状態を目指して

オンライン講習は令和6年度下期から導入されると伺いました。今後の展望や、今後プロシーズに期待することを教えて下さい。

オンライン講習については、まずは150名を定員とした講座を2回に分けて実施します。今後はオンラインだけでなく集合型も選択できるようにしておくことで、多様な受講の選択肢がある状況を続けていきたいですね。

またプロシーズさんに求めることとしては、講習動画の容量上限を増やしていただきたいです。我々の防火管理・防災管理講習は、受講者が飽きないように動画を随所に挿入しています。そのためどうしても容量が大きくなってしまうので、ご検討いただけるとうれしいです。他にも利便性向上のために、今後もさまざまな点でご相談させていただくと思います。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

ありがとうございました。より良いシステムを提供できるよう取り組んでいきたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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